理由①非常時の消火活動に必要なスプリンクラーや屋内消火栓の電源確保を担保する為です

非常時に電力供給が商用から非常発電機に切り替わった場合、

屋内消火栓やスプリンクラー等の消防設備機器の負荷が非常時にかかります。

この場合、通常の3倍以上の負荷がかると言われています。

その為、1年に1回は発電機に負荷をかけて、

正常な出力が確保出来るのか?の確認をおすすめしています。

理由②無負荷運転で堆積したカーボンを燃焼排出する為です

ディーゼル非常用発電機で無負荷運転の場合は、負荷(消火栓のポンプなど)がなにもない状態です。

この状態はモーター(発電機)に発生する電磁力も弱い為、エンジンが力を持て余している状態です。

余力を持った状態だとエンジンの爆発も弱いので温度があまり上昇しません。

温度が上昇しないので、軽油や重油などの燃料が完全に燃焼されず未燃焼ガスとしてマフラー内部などに溜まってしまいます。

この溜まった未燃焼ガス=カーボンを輩出させるためには、

エンジンの爆発を強くして温度を上昇させて、カーボンを燃焼させる必要があります。

では、エンジンの爆発を強くして温度を上昇させるにはどうすれば良いのでしょうか?

負荷をかけてあげれば良いのです。

安定した負荷を30分かけてあげれば、溜まったカーボンの大半は燃焼します。

実際に30%負荷試験点検をした場合、試運転時にマフラーからの排気色が黒色でも、30%負荷をかけると見る見るうちに無色透明に変わっていきます。

これら2つの理由により、負荷試験点検の実施が必要とされています。